午後には雨も上がり、美山民生児童委員の方のお力をお借りして、チューリップの球根植えとさつまいも掘りを行いました。
球根植えでは、球根の向きや植える深さについて丁寧に教えていただきながら、児童たちは一つ一つの球根を大切に扱い、そっと土の中に植えていきました。春には、色とりどりの花が咲くことでしょう。今から楽しみです。
続いて、さつまいも掘り。5月に植えたさつまいもが、土の中でどれだけ大きく育っているか、児童たちはわくわくしながら掘り始めました。「周りの土をかき分けて、掘り起こすよ。」と教えていただき、小さな手で一生懸命に土を掘り、大きなさつまいもを引っ張り出しました。
あまりの大きさに、「わー、大きい!」とあちこちから歓声が上がり、笑顔が広がりました。
収穫したさつまいもは、今後スイーツ作りに活用する予定です。どんなおいしいおやつができるか、楽しみですね。
10月21日の朝から、全校児童が「うさかの森」へと足を運びました。澄んだ空気の中、子どもたちの目は期待に輝いていました。
まずは、木を運ぶためのロープのかけ方を教えていただきました。その後、3つのグループに分かれて、実際に木の運搬作業に挑戦。6年生がリーダーとなり、「そ〜れ!」「よいしょ、よいしょ!」と元気なかけ声を響かせながら、みんなで力を合わせて大きな木を引っ張りました。
その姿に、フォレストケア高田の方からは「こんなに大きな木が動かせるなんて思わなかった。さすが、みんなの力だね!」と感動の声が寄せられました。
最後には、機械を使って木を運ぶ様子も見学しました。人手が足りないときでも、少人数で作業ができる工夫に触れ、自然と共に生きる知恵を学ぶ貴重な時間となりました。
子どもたちの表情には、達成感と誇らしさがあふれていました。これからも、みんなで心を一つにして「うさかの森」を守り続けていきたい、そんな思いが、壮大な森の中に根を下ろした一日でした。
学校巡回講演事業の一環として、美山中学校区の児童・生徒が木ごころホールに集い、びわ湖ホール声楽アンサンブルによるオペラ『泣いた赤おに』を鑑賞しました。
道徳の教材としても親しまれているこの物語が、ピアノやティンパニなどの生演奏と、迫力ある歌声によって舞台上に鮮やかに描き出されました。赤おにと青おにの深い友情に、会場の子どもたちは心を動かされ、ドキドキしたり、ワクワクしたり、時には笑い、そして切なさを共有しながら、物語の世界に引き込まれていきました。
しもうさかっこは、妖精として出演し、舞台を盛り上げました。とてもかわいらしくて、会場からも自然と拍手が起こりました。
最後には、登場人物たちの幸せを願いながら、心を一つにして鑑賞を終えることができました。美山中学校区の仲間とともにこの感動を味わえたことに、心からの喜びを感じています。きっとこの日のオペラ体験は、子どもたちの心に長く残ることと思います。
10月15日、2学期の始業式を行いました。終業式では「はばたき(通知表)」を渡し、その名の通り、1学期を振り返って、2学期に向けて新たな目標を立てようと児童に伝えました。
始業式では、まずそれぞれが立てた目標をペアになって伝え合いました。「みんなの前で発表してくれる人はいますか?」と問いかけると、何人かの児童が手を挙げてくれました。
その際、「夢」という字は「口」に「十」と書くことから、「夢は十回口にすると奏(かな)う」という話をしました。自分の思いを言葉にして伝えることの大切さを、改めて感じる時間となりました。
児童の発表の一部をご紹介します。
発表しなかった児童も、ペアの友達にしっかりと自分の目標を伝えることができていました。
式は、立ち止まって自分を振り返り、気持ちを新たにする大切な機会です。始業式で立てた目標を忘れず、それぞれの良さが伸びていくように、2学期もみんなで頑張っていきましょう。
前日の大雨により一日延期となった今年度の体育大会。「待てば海路の日和あり」。当日は、晴れ渡る秋空のもと、盛大に開催することができました。
児童たちは、競技は、児童が中心となって考えたもので、真剣勝負あり、笑いあり、そして観客も一緒に楽しめる工夫が随所に見られました。これまでの練習の成果を存分に発揮し、競技に全力で取り組みました。赤組・白組それぞれの個性が光った応援合戦も、体育大会を大いに盛り上げてくれました。
そして最後には、何年かぶりに「美山音頭」を全員で踊り、会場が一体となる感動的な締めくくりとなりました。
こんなにも心に残る素晴らしい体育大会が実現できたのは、何よりも子どもたちの力のおかげです。感謝の気持ちでいっぱいです。また、保護者の皆様、そして地域の皆様には、温かいご声援をいただき、心より感謝申し上げます。皆様の応援が、児童たちの大きな力となりました。
 
 
 
 
 
 
 
 
全校児童で「うさかの森」へ出かけ、フォーレスケア高田の方々のご指導のもと、杉の木の伐採体験を行いました。
まずは、木を切る前の「受け口」と「追い口」についての説明を受けました。どこに受け口を入れるかによって、木がどの方向に倒れるかが決まるそうです。どこまで切るかは、経験がものを言うとのこと。実際に3本の木を伐採しました。
高くそびえる木が倒れるのは、一瞬。「ばさっ」「どさっ」と大きな音を立てて倒れる様子は大迫力でした。
伐採の際には、「追い口」に打ち込んだ「くさび」をハンマーでたたく体験やロープで木を引っ張って倒す体験をしました。くさびやロープによって、木が狙った方向に倒れるように調整できるそうです。
伐採したきの年輪を数えると、3本の中で、一番細い木が一番長生きで、なんと68年も生きていたことが分かりました。このような木が「よい木」だそうです。
他にも、のこぎりで枝を切ったり、チェンソーで木を切ったりする体験をしました。
来年もまた「うさかの森」に来ます。来年は、新しい小学校の仲間と一緒に体験します。そして、「うさかの森」を地域の宝として共有したいと思います。
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