来年度の統合に向けて、3小の児童が美山啓明小学校に集まり、ワンデー学校体験を行いました。今回の体験は、市教委による第2回スクールバスシミュレーションも兼ねており、児童だけで乗り降りの練習をしました。
体験では、学年ごとに教科の授業を受けたり、全校でダンスを楽しんだり、ランチルームで一緒に給食を食べたりと、交流の時間を過ごしました。学校探検では、美山啓明小学校の児童がリーダーとなり、校舎を案内してくれました。分からないことがあれば、温かく教えてくれる場面もあり、お互いの良さを感じる交流となりました。
新しい仲間や校舎、授業の様子を知ることで、不安が少しでも軽くなることを願っています。2月にも全校交流を計画しています。児童の意見や思いをしっかり聞きながら、さらによりよい交流になるよう取り組んでいきます。
本校の閉校イベントについて話し合うワークショップを開催しました。今回は保護者の皆さまにも多数ご参加いただき、ワークショップ型の話し合いも2回目とあって、前回よりもさらにスムーズに意見交換が進みました。
閉校を迎えることに、さみしい気持ちは尽きません。しかし、「最後は明るく楽しく終わりたい」「思い出に残る一日にしたい」という前向きな声が聞かれ、イベントもそういった思いを反映させたものにしたいと思いました。
話し合いの中では、学校のシンボルである時計台に上りたいという意見が多数。また、地域の方や卒業生にも学校に訪れる機会を設けたいという提案もありました。そして、校歌の合唱を行うことを決めました。本校の校歌は珍しい3部合唱で構成されており、各自練習し、当日、全員で声を合わせたいと考えています。
保護者の皆さまとこうして一緒に話し合いができたことを、心からうれしく思います。閉校の日まで、地域を含め「みんなの学校」であり続けたいという思いを胸に、準備を進めてまいります。
市波郵便局と一乗谷郵便局の方が来校し、年賀状について学ぶ特別授業を行いました。今回は「ジェラチック王国」の隊長ラプトくんも遊びに来てくれ、児童たちは大喜び!ジェラチック王国の恐竜くんに年賀状を書こうという楽しい企画です。
まず、郵便局の方から紙芝居で年賀状の歴史を教えていただき、正しい書き方について学びました。また、文字が書けるタラヨウの葉っぱを見せてもらい、実際に郵便として届けることができることに、児童は驚いた様子でした。その後、実際に年賀状を書いてみました。新年を祝う言葉、今年の抱負、そして結びの言葉を丁寧に書き込む児童たちの姿がとても印象的でした。
かわいいラプトくんの登場に、子どもたちは笑顔いっぱい。楽しみながら日本の伝統文化に触れることができました。
近年、年賀状を出す人は減ってきていますが、手紙やはがきを書く文化は大切にしていきたいものです。メールも便利ですが、心を込めて書く年賀状には書き物としての温かさがありますね。
美山中学校区の3つの学校が集い、美山サミットを開催しました。
第1部では、それぞれの学校や地区の人・場所・特産物などの宝物を紹介し合いました。
中学校からは、「『やりたい』から始める学校づくり」をテーマに、これまで取り組んできたことを発表しました。どの学校の発表にも、これまでの学習の成果がぎゅっと詰まっていて、仲間と力を合わせて取り組んできた様子がしっかり伝わってきました。
発表を通して、みんなが自分たちの学校や地域を大好きで、誇りに思っていることがよく分かりました。そして、学校が地域の方々に支えられていることを改めて感じ、このつながりも新しい学校に引き継ぎたいと強く思いました。
今回の取り組みは、会のねらい以上の効果があったと思います。大切な自分たちの学校を新しい学校へ引き継ぐという意思を新たにし、今抱いているお互いの学校愛や地域愛を確認し合うことで、「新しい学校をみんなでつくっていこう」という気持ちが芽生え、やがて新しい学校への愛情や他の地区への愛情が育っていくことを願っています。第2部のグループ会議での意見交換も新しい学校づくりに役立てます。
さつまいもは、1年生から4年生までが育て、先日収穫したものです。
準備では、縦割り班ごとに協力しながら、芋を洗い、ぬれた新聞紙で包み、さらにアルミホイルで巻きました。当日の朝早くから、施設技師さんが籾殻を燃やして火床を準備してくださいました。ありがとうございました。
火床からは煙が立ちのぼり、独特の匂いが広がる中、児童たちは「すごい煙!」「目が痛い!」と言いながら、そして、「うまく焼けているかな。」と心配しながら、とわくわくしたりして芋を火の中から取り出しました。高学年の児童が低学年を助ける姿も頼もしかったです。みんな笑顔で協力していました。
焼き上がったさつまいもは甘くてほくほく、とってもおいしかったです。最後の後片付けも、みんなで協力してきれいに終えることができました。こうしてまた一つ、すてきな思い出が増えました。
初日は全校で「みんなの集会」を開き、思いやりについて考えました。自分がした思いやりの行動や、された思いやりを学年ごとに話し合い、「思いやりってどういうこと?」をみんなで考えました。
このあと、思いやりをくれた相手に「ありがとう」のメッセージを葉っぱカードに書き、おもいやりの木に掲示します。さらに、道徳の時間に思いやりについて考えたり、思いやりの心が育まれる絵本を読んだりします。
また、委員会活動では紙芝居の読み聞かせも行いました。何度も練習する姿に感動しました。
この週間をきっかけに、本校に思いやりの心がうんと広がり、『ありがとう』がいっぱいの学校になることをだろうと思います。来校した際には、ぜひ思いやりメッセージを読んでください。
美山啓明小学校の3年生のみなさんと一緒に、福井市にある「米五のみそ」へ工場見学と味噌玉づくり体験に行ってきました。
まずは工場見学からスタート。米五のみそは、永平寺御用達としても知られる老舗の味噌屋さんです。見学では、実際に使われている大きな味噌樽を見たり、味噌ができるまでの工程を丁寧に説明していただきました。大豆や米、塩などの原料についても学び、子どもたちは興味津々の様子でした。
その後は、楽しみにしていた味噌玉づくり体験です。おけに入った味噌を6等分して丸めた後、わかめ、豆腐、アーモンド、ごま、野菜、お麩、桑の実、ネギなど、色とりどりの具材を混ぜたり、上に盛り付けたりして、自分だけのオリジナル味噌玉を作りました。
完成した味噌玉は箱に入れて持ち帰り。おうちでお味噌汁にして楽しめる、素敵なお土産になりました。
児童にとって、味噌のことを学びながら、ものづくりの楽しさを体験できる貴重な一日となりました。米五のみその皆さま、ありがとうございました!
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