音読劇をしたよ・・・。(授業の様子から)
2年生は、国語で、お話を読んで、役に分かれて音読をする学習をしています。今日は、子どもたち9人が、ナレーター、竹、雪、ふきのとう、春風、お日さまの役になりきって「ふきのとう」の音読劇をしました。どの子も一生懸命に演じる姿からは、ふきのとうの物語が目に見えるようでした。9人が心を合わせてがんばった音読劇、とてもとても素晴らしかったです。2年生さん、みんなで心を合わせて、よく頑張ったね。また、最後の感想発表では「9人で発表ができてうれしかった。」という感想が、とてもうれしかったです。
「ふきのとう」(教科書より・・・)
よが あけました。
あさの ひかりを あびて、
竹やぶの 竹の はっぱが、
「さむかったね。」
「うん、さむかったね。」
と ささやいて います。
雪が まだ すこし のこって、
あたりは しんと して います。
・・・・・中略・・・・・
「でも、はるかぜが まだ こない。
はるかぜが こないと、おどれない」
と ざんねんそう です。
空の 上で、お日さまが わらいました。
「おや、はるかぜが ねぼうして いるな。
竹やぶも 雪も ふきのとうも、みんな
こまって いるな。」
そこで、南をむいて 言いました。
「おうい、はるかぜ。おきなさい。」
・・・・・中略・・・・・
はるかぜは、むねいっぱいにいきをすい、
ふうっと いきを はきました。
はるかぜに ふかれて、
竹やぶが、ゆれるゆれる、おどる。
雪が、とける とける、水になる。
ふきのとうが、ふんばる、せがのびる。
・・・・・中略・・・・・
「こんにちは。」
もう、すっかり はるです。
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